肌荒れやニキビを治療したいけれど、軽度で皮膚科に行っていいのか悩んでいるという方は必見です。
「この程度で来たの?」なんて言われたらどうしよう。
この記事では、軽度の肌荒れ・ニキビを治療するために、30代にして初めて皮膚科に行った主婦の体験談をつづっています。
結局、高い化粧品を買い続けるよりも、皮膚科に行くのが一番効果的だった!ということをお伝えしたいと思います。
皮膚科へ行くか悩んでいる人ために、勇気の出るちょっとしたコツもお伝えします。
皮膚科に行こうと思った理由
皮膚科を受診する目安って難しいですよね。
私は10年来慢性的に、肌荒れ・赤み・無色ニキビ(こめかみ~頬)に悩んでいました。
とはいっても、痒みはないですし、生活に支障はないので、重症ではないだろうなと思う程度。
しかし、化粧のりも悪く見た目が気になっていました。
「この程度できたの?」なんて言われたらどうしようと思い、ずっと受診する勇気が持てませんでした。
もうちょっと肌荒れしていたらいいのに、、、なんて本末転倒なことを考えていました。
しかし、肌がきれいになった友人たちが口をそろえて「皮膚科に行くのが一番早い」「早くいけばよかった」と言う言葉が後押しになり、皮膚科デビューすることに。
また、マスク生活でメイクをしない今が肌を整えるチャンスと思い行ってきました。
美容皮膚科ではなく普通の皮膚科へ
そもそも美容皮膚科か普通の皮膚科かどちらに行けばいいのかすら分からなかったのですが、普通の皮膚科に行きました。
特に調べずに行きましたが、ニキビ治療の場合は普通の皮膚科でよかったみたいです。
皮膚科は「病気の治癒」を目的としており、美容皮膚科は「さらなる美しさ」を目的としています。
例えばニキビ治療の場合。ニキビは「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患のひとつなので、皮膚科でしっかり治療が受けられ、保険も適用されます。(略)
病気ではないけれど、「もっとキレイになりたい」「美容の悩みを解消したい」という時には、美容皮膚科という選択肢もあります。ただし、美容皮膚科はほとんどの治療が全額自己負担になりますので、あらかじめ治療費を確認しておくことをおすすめします。
引用元:はつ花皮ふ科クリニック webサイト
診察内容
初心は予約ができなかったため、開業時間ぴったりに受付へ。
肌の状態を見てもらうので、日焼け止めを塗っていいのか迷いましたが、曇りだったこともありぬらずにすっぴんで行きました。
眉毛だけ描いて行きました。マスク生活様様です。
問診票には「10年来、こめかみと頬の慢性的なポツポツが気になります。」と記載しました。
先生からは、「これまでに皮膚科を受診したことがあるか」「処方のニキビ薬を使用したことがあるか」といったことを質問されました。
後は、マスクを外して目視で肌の状態を確認してもらいました。
診察は2、3分くらいでさっと終わりました。
「この程度で来たの」なんて言われることはなく、丁寧に診察していただけてホッとしました。
ニキビ治療の患者さんは多いのか、診察後に手馴れた看護師さんが、治療薬の使い方についてパンフレットをもとに手際よく説明してくださいました。
ニキビの治療は数ヵ月以上かかる
私の場合は、ニキビ治療に塗り薬を処方してもらいました。
重症ではないと思っていましたが、治療には数ヵ月かかると説明を受けました。
治療するだけではなく、ニキビができにくい肌にするためにも根気よく続けることが必要だそうです。
受診費用は自費で約1000円、治療薬1本(3週間分)も1000円でした。
今までの高級な化粧水や、ニキビ薬と比べたらかなり安い。
私が処方されたのは、夜に塗って、朝に洗い流すタイプの治療薬です。
日中はお化粧も大丈夫です。ただし、ノンコメドジェニックテスト済製品や低刺激のものが推奨とのことでした。
ニキビ治療の経過(2週間でかなり改善)
特定の治療薬を推奨するわけではないので、製品名は控えますが、経過についてお話します。
先生や看護師さんからあらかじめ説明を受けていましたが、副作用が大きかったです。
初めの1週間は、塗ってすぐに顔が赤くなり、ヒリヒリ感や乾燥したパリパリした感じを強く感じました。
塗っている間だけで、朝洗い流せば何ともありませんでした。
塗る前の保湿がめちゃくちゃ重要です。
2週間続けたころには肌が劇的に改善しました。
ニキビや肌のごわごわ感、赤みがなくなり、いつぶりかと思うくらいツルツルの肌になりました。
とはいっても、女優のように白くてツルツル!というわけではなく、普通の人の肌はこんな感じなんだ~というぐらいです。
ポテンシャルには限界があるからね。
薬が肌に合っているか、2週間後に再受診が必要でした。先生に再度診てもらい、この薬で継続していきましょうということで追加で2本分処方されました。
こんなに早く改善できるなら、もっと早く行っておくべきだったと後悔しました。
ただ、副作用が強めなので、人によっては合わないことも多いんだろうな~という感想です。
皮膚科へ行く勇気が出るコツ
「この程度で来たの?」って言われたらどうしようという気持ちよく分かります。
しかし、治療を求めて病院を受診することは正しい行為です。
ちょっとしたコツとして「応召(おうしょう)義務」を知っておくといいですよ。
「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」(応召義務)
引用元:医師法19条1項
応召義務は医師が国に対して負っている義務です。
正当な理由があるのであれば、病院に行けば何かしら診てもらえる(はず)です。
怖い先生に当たってしまったら、運が悪かったと思って病院を変えましょう。
頑張って受診できたらご褒美においしいものでも食べちゃいましょう。
まとめ
鏡を見るたびに何度も悩むのも疲れちゃいますよね。
悩んでる時間がもったいないので、ぱぱっと勇気を出していってみることをお勧めします。
大丈夫!恥ずかしいのは一瞬だけです!
悩んでいる人の背中を少しでも押してあげられる手助けになれば幸いです。
おまけ:恥じらいが減ってきた30代
30代にもなってくると、だんだんと恥じらいが減ってきたように感じます。
昔なら、すっぴんでコンビニなんてありえないと思っていましたが、今はスーパー・コンビニぐらいなら平気で行けてしまいます。(マスクをしているのもありますが)
昔はおしゃれには絶対ヒールが欠かせなかったのに、今ではヒールなんて足が痛くて履けません。
次はどの恥じらいがなくなるのかな、と少し怯える日々です。
友達と会うときはまだばっちりメイクよ
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