親知らずを抜歯しようかお悩みの皆さん。とっても怖い気持ち、良く分かります。
私も同じように不安でいっぱいでしたが、勇気を出して抜歯してきたので、その体験談を共有したいと思います。
上側の親知らずを2本を抜歯してきた体験談です。
この記事では、こんなことが分かります。
- 歯医者の探し方
- 一度に抜歯できる本数
- 抜歯中、抜歯後の痛み
- 費用の目安
親知らずについて、悩まれている方のご参考になれば幸いです。
※あくまでも個人の体験談であり、抜歯を推奨する意図はありません。ご自身の処置については歯科医によくご相談くださいね。
歯医者の選び方
- 通いやすさ
- 土曜日の診察可
- 薬局の営業時間
まずは歯医者さんの選び方についてです。
抜歯した経験を踏まえて、探し方のポイントを3点にまとめました。
1.通いやすさ
1回の受診で完了しないことがあるので、通いやすい場所にある歯医者を選ぶことをおすすめします。
私の場合、1週間に1本ずつの抜歯だったため、2本抜くのに2回通うことになりました。
遠いと、継続して通うのが億劫になるので、近い場所が絶対におすすめです。
2.土曜日の診察可
土曜日など、通いやすい曜日に診察をやっているところを選びましょう。
混まない平日に通えたらいいのですが、一般的な会社員の場合、難しいですよね。
平日の夜という手もありますが、急な残業や薬局の開業時間を考えると、時間に余裕がある曜日がおすすめです。
3.薬局の営業時間
薬局の営業時間にも注意をしましょう。
抜歯後に痛み止めや抗生物質を処方されることがあるので、近所の薬局の営業時間も要確認です。
歯医者の予約方法
歯医者の予約はネット予約が便利!
一番手っ取り早いのは、歯科医院に直接電話をかけることですが、受付時間内に電話ができない方や、電話が苦手という方には、ネット予約という手があります。
私はスマホからEPARKというサイトを通じて予約しました。
24時間受付可能でとても便利です。
予約日の前日に、予約先の方から折り返しの電話をいただけたのも安心でした。
小心者なので、予約するだけで体力を削られます。
親知らずを抜く理由は?
- 痛みがある
- 親知らず、親知らずの隣の歯が虫歯になるのを予防
※抜歯の是非については、歯科医によっても様々なご意見があるようです。下記はあくまでも私の一例ですので、ご自身の処置については歯科医とよくご相談くださいね。
私の場合は、歯茎の痛みが原因で受診、抜歯しました。
下側の奥の歯茎の痛みが1週間続いており、斜めに生えた親知らずが原因と診断されました。
その場で「今日1本抜いて帰る?」といきなり言われてびっくりしました。
そもそも親知らずが生えていることすら知りませんでした。
親知らずは歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすいので4本全て抜いた方がいいとのことで、全て抜くことになりました。
放置しておくと、親知らずの隣の歯までも虫歯になる可能性も高いそうです。
正直、「利益のために異常がなくても歯を抜きたがるのでは?」という疑いの念がよぎりましたが、抜歯後の歯を見せてもらったらめちゃくちゃ汚かったので、抜いてよかったです。
疑って申し訳ございませんでした。
親知らずは一度に全部抜ける?
- 傷の治癒具合で、早ければ1週間に1本ずつ
私が受診した歯科医院では、傷の治癒具合で早ければ毎週1本ずつ、1ヵ月で4本の抜歯が完了できるとのことでした。
友人は上下2本ずつ抜歯していたので、抜歯本数は歯科医院によるみたいですね。
多忙な芸能人だと、4本同時に抜歯していますね。怖い、、、。
抜歯の痛みは?
- ゴリゴリ撫でられている感覚はあり
- いつ抜かれたのか気付かないうちに抜歯が終わっていた
いよいよ、一番気になる抜歯(上側)の痛みについてお話します。考えただけで恐怖ですよね。
結論:思ったよりも全然痛くない!
歯茎に麻酔(痛くないです)をされ、シャベルで歯の表面をゴリゴリ撫でられているな〜と思っていると、すでに抜歯が完了していました。
てっきり歯を引っこ抜く瞬間が痛いのかと思っていましたが、その瞬間は全く痛くありませんでした。
むしろ抜けたことに気がつきませんでした。
後上の歯を抜いたら、後日不思議なことに、下側にあった歯茎の痛みもすっかり無くなっていました。
抜歯後の痛みは?顔は腫れる?
- 痛み止めがあれば、そこまで痛くない
- 顔は腫れないが、シュッとすることもない
上の歯の抜歯自体は痛くありませんでしたが、抜歯4時間後にじんわり痛みが出てきました。
ご参考までに経過は次のような感じでした。
顔が腫れることはありませんでした。そして、ひそかに期待していた抜歯して顔がシュッとしたということも全くありませんでした。
費用(保険適用後の実費)
- 1本につき、実費(保険適用後)で5000円前後
ご参考までに、費用の内訳は次の通りでした。
- 受診1回目(上の歯1本目抜歯)
約5000円:初診料、レントゲン、歯のクリーニング等込
処方薬で約800円:痛み止めと抗生物質 - 受診2回目(上の歯2本目抜歯)
約3000円。上記と同じ処方薬で約800円。
下の歯も抜歯する予定だったのですが、この後妊娠が判明し中止することに。授乳が終わってから来るようにとのことでした。妊婦の抜歯も緊急性や歯科医の判断によって変わるようです。
抜歯前の注意点:受診は食後に!
- 楽しい食事は、抜歯の前に済ませるべき
失敗談その1です。
食事は抜歯の前に済ませておきましょう。私は、何も考えずに食前に受診し後悔しました。
抜歯後はガーゼを噛んで出血を抑える必要があるので、しばらくは食事ができません。
出血が止まった後は、お酒とタバコ以外については、食事内容にNGはなかったのですが、なんとなく穴の空いた口で食事は楽しめませんでした。
食事はぜひ、抜歯の前に!抜歯後の食事の予定も注意です。
まとめ
- 親知らずの抜歯は想像よりも、痛みはなし。
- 1本抜くのに、5000円前後。
- 抜歯後は多少の痛みと痒み。顔の腫れはなし。
私の場合、抜歯してよかったなと思いました。
思ったよりも全然痛くなかったので、勇気を出して歯医者に行ってよかったです。
今回、下の親知らずは抜かずに中断してしまいましたが、早いうちに抜歯したいと思っています。
上の親知らずのようにはすんなりいかないだろうなと怯えていますが、頑張って行ってきたいと思います。
おまけ:レントゲンには顎をのせない
- 歯科衛生士さんの指示を待つ。(レントゲンに勝手に顎をのせない)
失敗談その2です。
眼科なら眼圧や屈折を計る検査で、機械の出っ張りに顎をのせるじゃないですか…。
同じ要領でレントゲンの出っ張りに顎をのせて待機していたら、「口で咥えてくださいね〜」
初心者の皆さん気をつけましょう。恥ずかしい思いをします。
※CTは顎を乗せるタイプでした。
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